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【安心葬儀の評判】実態は?料金・注意点・口コミまで葬儀のプロが解説!後悔しない選び方

「急なことで、何から手をつければいいか分からない…」 「葬儀費用って、結局いくらかかるんだろう? 高額な請求が来たらどうしよう…」 「ネットで見た『安心葬儀』って評判はどうなの? 本当に信頼できるサービス?」

大切な方とのお別れの場面で、このように葬儀社選びに頭を悩ませ、不安を感じている方は非常に多いのではないでしょうか。

特に、最近よく耳にする「安心葬儀」は、その名前から安心感を覚える一方、「実際のサービス内容はどうなの?」「表示されている料金だけで本当に済むの?」「利用者のリアルな評判が知りたい」といった疑問や不安の声も少なくありません。

実は、「安心葬儀」という名前のイメージだけで安易に利用を決めてしまうと、「思っていたサービスと全然違った!」「聞いていない追加費用を請求された…」といった、後悔先に立たずな状況に陥ってしまう可能性もあるのです。

なぜなら、「安心葬儀」は葬儀を直接執り行う会社ではなく、あなたの希望や地域に合った葬儀社を紹介・比較する「プラットフォームサービス」だからです。この仕組みを理解せずに利用すると、思わぬ落とし穴にはまることも…。

私はこれまで多くの葬儀に関する情報に触れる中で、「名前の安心感だけで紹介サイトを選び、後悔してしまった」というケースを残念ながら見てきました。

そこでこの記事では、年間2.5万件以上(※2024年3月時点)の問い合わせ実績を持つ「安心葬儀(ansinsougi.jp)」について、そのサービスの実態から、利用者のリアルな評判・口コミ、そして最も注意すべき料金体系(特に見落としがちな追加費用!)、さらには後悔しないための賢い使い方まで、どこよりも詳しく、分かりやすく徹底解説**します。

この記事を最後まで読めば、あなたは以下のことが明確になります。

  • 「安心葬儀」が本当にあなたにとって「安心」できるサービスなのか
  • 利用する上での具体的なメリットと、必ず知っておくべきデメリット・注意点
  • 「安いはずが高くなった…」を防ぐための料金の仕組みと追加費用の実態
  • 後悔しないために、安心葬儀を最大限活用する方法

大切な方との最後のお別れで失敗しないために、徹底的に調査した情報と、知っておくべきポイントをこの記事に凝縮しました。「安心葬儀」の利用を少しでも検討している方は、ぜひこの先を読み進めて、後悔のない選択をするための判断材料にしてください。

目次

【大前提】安心葬儀は葬儀社ではない?まずはサービスの実態を理解しよう

「安心葬儀」というサービスについて詳しく見ていく前に、最も重要な大前提からお伝えします。

それは、このサービスが葬儀を直接執り行う葬儀社ではないという点です。この点を最初に理解しておくことが、後悔しない利用のために不可欠です。

「安心葬儀」は葬儀社を紹介する比較・紹介サイト

結論から言うと、ウェブサイト「ansinsougi.jp」で展開されている「安心葬儀」は、利用者の希望条件に合った地域の葬儀社を探し、紹介する「葬儀社紹介サイト」または「葬儀社比較サービス」です。

新米くん
えっ!「安心葬儀」って名前だから、直接葬儀をやってくれる会社だと思ってました!
小僧さん
そうですよね、名前から直接的なサービスをイメージされる方は多いんです。でも実は仲介役なんですよ。

安心葬儀はプラットフォームとして機能し、あなた(利用者)と日本全国の提携葬儀社をつなぐ役割を担っています。

具体的には、以下のような流れでサービスを提供します。

  1. 利用者が希望条件(地域、予算、葬儀形式など)を伝える。
  2. 安心葬儀が提携ネットワークの中から条件に合う葬儀社を複数(最大3社)選定する。
  3. 利用者へ、選定された葬儀社の情報や見積もりを提示する。

つまり、安心葬儀自体が祭壇を飾ったり、お坊さんを手配したりするわけではありません。最終的な葬儀の契約や施行は、安心葬儀から紹介された個別の葬儀社と利用者が直接行うことになります。この仕組みをしっかり覚えておきましょう。

なぜ「紹介サイト」が存在するの?(葬儀選びの現状)

では、なぜこのような葬儀社紹介サイトが必要とされているのでしょうか? その背景には、現代の葬儀選びにおける「情報収集の難しさ」と「費用の不透明さ」があります。

多くの方にとって葬儀は頻繁に経験するものではなく、いざという時に

  • 「どの葬儀社に頼めばいいか分からない…」
  • 「費用はいくらかかるのか、相場が不明確で不安…」
  • 「家族葬ってどうやって進めるの?」

といった悩みに直面します。

インターネットで情報を集めようとしても、情報が氾濫していてどれを信じれば良いか判断が難しかったり、専門用語が多くて理解できなかったりすることも少なくありません。

葬儀費用は決して安いものではなく、全国平均で100万円を超えるケースもあると言われています。

だからこそ、複数の葬儀社を比較検討し、納得のいく費用と内容で依頼したいというニーズは非常に高いのです。 

安心葬儀のような紹介サイトは、こうした葬儀選びの手間や精神的な負担を軽減し、比較検討を容易にする役割を担っています。

年間25,000件以上(※2024年3月時点)もの問い合わせがあるという事実は、まさにその需要の高さを物語っていると言えるでしょう。

同名の別会社に注意!対象は「ansinsougi.jp」

ここで一つ、非常に重要な注意点があります。 それは、「安心葬儀」という名称は、この記事で解説している紹介サイト(ansinsougi.jp)以外にも、全く別の地域密着型の葬儀社などが使用しているケースがあるということです。

新米くん
ええっ、同じ名前の別の会社があるんですか!?
小僧さん
そうなんです。検索するといくつか出てくる可能性があるので、混同しないように注意が必要ですよ。

例えば、以下のような事業者は、この記事で解説している全国規模のプラットフォームとは運営母体が異なる別の会社です。

【注意】この記事で解説する「安心葬儀」とは異なる事業者例

  • 青梅市・八王子市の「安心葬祭」
  • 沖縄県那覇市の「あんしん葬祭」
  • 栃木県宇都宮市の「あんしん葬儀社」
  • 大阪府大阪市の「あんしん葬儀」(葬優社運営)
  • タイヘイグループの「安心葬儀」
  • 東都グループの「安心葬儀」 など

これらの地域密着型葬儀社と、全国規模の紹介プラットフォームでは、サービス内容や料金体系、運営方針などが全く異なります。

したがって、この記事で解説しているサービスについて問い合わせたり、ウェブサイトを確認したりする際は、

  • 運営会社が「株式会社エス・エム・エス」であること
  • ウェブサイトのURLが「ansinsougi.jp」であること

を必ず確認するようにしてください。間違った先に連絡してしまうと、期待していたサービスが受けられない可能性があります。

安心葬儀(ansinsougi.jp)を運営するのはどんな会社?【信頼性は大丈夫?】

葬儀という非常にデリケートで重要なサービスを選ぶ上で、「どんな会社が運営しているのか」「信頼できるのか」というのは、誰もが気になるポイントだと思います。

安心葬儀(ansinsougi.jp)は、どのような会社によって運営されているのでしょうか? その信頼性について見ていきましょう。

運営は東証プライム上場の株式会社エス・エム・エス

安心葬儀を運営しているのは、「株式会社エス・エム・エス(SMS Corporation)」という日本の企業です。

小僧さん
運営会社の信頼性、気になりますよね。実はこの会社、大きなポイントがあるんです。

その大きなポイントとは、株式会社エス・エム・エスが東京証券取引所の「プライム市場」に上場している企業であるという点です。

東証プライム市場上場の意味とは?

プライム市場は、東京証券取引所の中でも最も厳しい上場基準が設けられている市場区分です。ここに上場しているということは、

  • 企業の経営体制(コーポレートガバナンス)
  • 財務状況の健全性
  • 情報の透明性・開示

などにおいて、一定の高い水準をクリアしていると社会的に評価されていることを意味します。

もちろん、「上場企業だから絶対に安心」と断言できるわけではありませんが、特にオンラインでサービスを探す場合、運営会社の信頼性を判断する上で、上場企業であることは一つの重要な客観的指標になると言えるでしょう。

医療・介護分野での実績と企業理念

株式会社エス・エム・エスは、葬儀関連サービスだけでなく、長年にわたり医療や介護の分野で情報サービスや人材紹介などを手掛けてきた実績を持つ企業でもあります。

新米くん
へぇ~、葬儀だけじゃなくて、医療や介護の会社でもあるんですね!
小僧さん
はい。高齢社会が抱える様々な課題解決に取り組んできた企業なんです。

同社の企業ミッションとして「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続けること」などが掲げられています。

この理念からもわかるように、高齢社会における重要なライフイベントである「葬儀」に関する情報提供サービスは、同社がこれまで培ってきた知見やネットワークを活かせる分野であり、企業としての取り組みとも一致していると考えられます。

まとめると、安心葬儀(ansinsougi.jp)は、

  • 社会的な信用度が比較的高い「東証プライム上場企業」が運営しており、
  • その背景には「医療・介護分野での豊富な実績」がある

ということが言えます。これは、数ある葬儀関連サービスの中から、安心葬儀を選ぶかどうか検討する際の、一つの安心材料・判断基準となり得るでしょう。

安心葬儀のサービス内容を解説【具体的に何をしてくれる?】

安心葬儀が「葬儀社を紹介するプラットフォーム」であることはご理解いただけたかと思います。 では、具体的にどのようなサービスを提供してくれるのでしょうか? 主なサービス内容は以下の4つです。

24時間365日の無料相談サポート

まず大きな特徴として、安心葬儀では電話(フリーダイヤル 0120-99-1835)にて、24時間365日いつでも無料で相談を受け付けています。 ※番号は変更される可能性もあるため、公式サイトをご確認ください。

新米くん
夜中や早朝でも電話できるんですか? それは心強い!
小僧さん
そうなんです。人の不幸は時間を選びませんから、いつでも専門のスタッフに相談できるのは大きなメリットですね。

急なご不幸で動揺している時、何から手をつければ良いか分からない時でも、専門知識を持ったオペレーターが親身に対応してくれます。利用者からは「深夜にも関わらず迅速に対応してくれた」「落ち着いた口調で分かりやすかった」といった声も挙がっているようです。

相談できる内容例

  • 今後の流れについて
  • 葬儀形式の選び方
  • 費用の概算について
  • 特定の地域での葬儀社探し など 

葬儀に関する最初の相談窓口として、非常に頼りになる存在と言えるでしょう。

最大3社からの無料一括見積もり

安心葬儀の中核となるサービスが、この無料一括見積もりです。 電話相談やウェブサイトの専用フォームから簡単な情報を伝えるだけで、あなたの希望条件に合った提携葬儀社の中から最大3社を選び出し、それらの見積もりを無料で取得・比較することができます。

一括見積もりのメリット

  • 複数の葬儀社に個別に連絡する手間が省ける
  • 同じ条件で見積もりを比較できるため、価格やサービス内容の違いが分かりやすい
  • 効率的に葬儀社選びを進められる 
小僧さん
これが紹介サイトを利用する最大のメリットの一つですね。時間がない時や比較したい時にとても便利です。

ただし、注意点もあります。

一括見積もりの注意点

  • 紹介されるのはあくまで「最大」3社です。地域や希望条件によっては、提示されるのが1~2社のみの場合や、場合によっては提携葬儀社が見つからない可能性もあります。
  • 提示される見積もりは、あくまで最初の概算である場合が多いです。 

この点を理解した上で、比較検討のツールとして活用することが重要です。

葬儀に関する情報提供(ウェブサイト)

安心葬儀のウェブサイト(ansinsougi.jp)は、単なる見積もり依頼の窓口だけではありません。 葬儀に関する様々な知識やマナーを学ぶことができる情報ポータルとしての役割も担っています。

サイトで学べる情報例

  • 葬儀の種類(火葬式、一日葬、家族葬、一般葬など)の特徴と費用相場
  • 葬儀全体の流れと必要な手続き
  • お布施や香典に関するマナー
  • 喪主の役割や挨拶の例文 など 

葬儀に関する知識が全くないという方でも、サイトの記事を読むことで基本的な情報を得ることができます。相談や見積もりを依頼する前の事前学習としても非常に役立つでしょう。

【特典】最大1万円のAmazonギフトカード(条件確認必須)

安心葬儀を通じて紹介された葬儀社で実際に葬儀を行った場合、条件を満たせば最大1万円分のAmazonギフトカードが進呈される特典が用意されていることがあります(※2025年4月28日現在。内容は変更・終了の可能性あり)。

新米くん
へぇ!ギフトカードがもらえるのは嬉しいですね!
小僧さん
お得な特典ですよね!ただ、これにはいくつか注意点があるんです。

ギフトカード特典に関する最重要注意点

  • 期間限定のキャンペーンである可能性が高いです。常に実施されているとは限りません。
  • 受け取るためには、特定の条件(例: 対象プランでの施行、アンケートへの回答、申請手続きなど)を満たす必要があります。
  • 「最大」とあるように、条件によっては減額される可能性も考えられます。

必ず、利用を検討している時点での最新情報を公式サイトで確認し、適用条件を詳細まで把握するようにしてください。

特典はあくまで付加的なものと考え、サービス内容や紹介される葬儀社自体をしっかりと見極めることが大切です。

安心葬儀はどんな流れで利用する?【簡単3ステップ】

安心葬儀のサービスを利用して葬儀社を探す流れは、非常にシンプルです。 基本的には、以下の3つのステップで進んでいきます。

STEP1:電話かWebフォームで相談・問い合わせ

まず最初のステップは、安心葬儀へ連絡することです。 連絡方法は、以下の2つから選べます。

  • 電話: 24時間365日対応のフリーダイヤル(0120-99-1835 )へ電話します。急いでいる場合や、直接オペレーターと話しながら相談したい場合に適しています。 ※番号は変更される可能性もあるため、公式サイトをご確認ください。
  • Webフォーム: 安心葬儀の公式サイトにある専用フォームから、必要事項(氏名、連絡先、希望地域、簡単な状況など)を入力して送信します。時間に余裕がある場合や、電話が苦手な方におすすめです。
新米くん
まずは電話かネットで連絡するだけなんですね。これならすぐできそう!

どちらの方法でも、相談や問い合わせ自体は無料で行えますので、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

STEP2:オペレーターによるヒアリング・葬儀社提案

電話またはWebフォームで連絡した後、安心葬儀の専門オペレーター(相談員)から連絡があり、より詳しい状況や要望についてのヒアリングが行われます。

小僧さん
このヒアリングがとても重要ですよ!希望をしっかり伝えることで、より満足のいく葬儀社紹介につながります。

オペレーターは、以下のような内容を丁寧に聞き取ってくれます。

ヒアリング内容の例

  • 故人様について(お名前、ご関係など)
  • 現在の状況(ご逝去場所、安置場所の希望など)
  • 希望する葬儀の形式(火葬式、家族葬など)
  • 希望する地域(市区町村レベル)
  • 予算の目安
  • 宗教・宗派
  • おおよその参列者数 など 

このヒアリング内容に基づいて、安心葬儀は提携している葬儀社の広範なネットワークの中から、あなたの条件に最もマッチする可能性のある葬儀社を最大3社まで選定し、それらの葬儀社の情報や見積もり(概算)を提示してくれます。

利用者の声によれば、この際のオペレーターの対応は「親身で丁寧だった」「落ち着いて話せた」といった肯定的な評価もあるようです。

STEP3:紹介された葬儀社と直接やり取り開始

安心葬儀から複数の葬儀社の情報と見積もりが提示されたら、それらを比較検討し、依頼したい葬儀社を1社決定します。

依頼する葬儀社が決まったら、その旨を安心葬儀に伝えます。安心葬儀がその葬儀社へ連絡を取り次いでくれる場合が多いです。

新米くん
紹介してもらったら、あとはその葬儀社さんと直接打ち合わせるんですね。
小僧さん
その通りです!ここから先が、実際の葬儀内容を決めていく重要な段階になります。

ここから先は基本的に、あなたが選んだ葬儀社と直接、葬儀内容の詳細な打ち合わせや契約手続きを進めていくことになります。

葬儀社との打ち合わせ内容例

  • 具体的なプラン内容と料金の確認
  • 祭壇、棺、返礼品などの選択
  • 式場や火葬場の予約
  • 当日のスケジュール確認
  • 支払い方法の確認 など 

安心葬儀の役割は、あくまであなたと最適な葬儀社を繋ぐ「橋渡し役」までです。実際の葬儀の施行や、それに関する詳細な取り決め、最終的な支払いなどは、すべて紹介された葬儀社との間で行われることを覚えておきましょう。

なお、葬儀が無事に終わった後、安心葬儀からアンケート協力の依頼や、前述したAmazonギフトカード特典に関する案内などが送られてくる場合があります。 

以上が、安心葬儀を利用する際の基本的な流れです。非常にシンプルで分かりやすいプロセスだと言えるでしょう。

さて、利用の流れがわかったところで、次に最も気になるであろう「料金」について、詳しく見ていきましょう。特に、ウェブサイトで見かける「最安料金」の表示には注意が必要です。

【料金体系】安心葬儀で依頼できる葬儀の種類と費用目安

安心葬儀を通じて、具体的にどのような葬儀が依頼でき、費用はどのくらいかかるのでしょうか? ここでは、依頼可能な葬儀形式と、ウェブサイトなどで見かける料金表示の注意点について解説します。

紹介される主な葬儀形式(火葬式・一日葬・家族葬・一般葬)

安心葬儀のプラットフォームを通じて、日本で一般的に執り行われている様々な形式の葬儀について、対応可能な葬儀社からの見積もりを依頼することができます。

主に以下のような葬儀形式に対応しています。

  • 火葬式(かそうしき)/ 直葬(ちょくそう)
    • 通夜や告別式といった儀式を行わず、火葬のみを行う最もシンプルな形式です。費用を最大限に抑えたい場合に選ばれます。
  • 一日葬(いちにちそう)
    • お通夜は行わず、告別式と火葬を1日で執り行う形式です。儀式は行いたいけれど、時間的・費用的な負担は軽減したい場合に適しています。
  • 家族葬(かぞくそう)
    • ご家族やご親族、親しい友人など、ごく近しい方々のみで通夜・告別式・火葬を行う形式です。近年、非常に多く選ばれるようになっています。
  • 一般葬(いっぱんそう)
    • 従来から行われてきた形式で、ご家族・ご親族だけでなく、故人のご友人、知人、会社関係者など、幅広く参列者を招いて通夜・告別式・火葬を行います。

このように、利用者の希望に合わせて多様な葬儀スタイルに対応できる葬儀社を探せるのが、安心葬儀の特長の一つです。

サイト記載の「最安〇〇円~」は本当?料金表示の注意点

安心葬儀のウェブサイトなどを見ると、「最安8.7万円から葬儀社をご提案可能」といった、非常に魅力的な価格が表示されていることがあります。

新米くん
8.7万円!? すごく安いですね!これで全部お任せできるなら、かなり助かるなぁ…。
小僧さん
ちょっと待ってください!その金額だけで葬儀ができると考えるのは、大きな誤解を生む可能性が高いんです。

この「最安価格」の表示には、必ず注意すべき点があります。

「最安〇〇円~」表示の注意点

  • 多くの場合、最もシンプルな「火葬式(直葬)」プランの料金を指しています。
  • 特定の地域や割引などが適用された場合の最低価格である可能性があります。
  • 最も重要な点として、葬儀を行う上で絶対に必要となる費用(特に「火葬料金」など)が含まれていないケースがほとんどです。
  • 祭壇、遺影写真、お花など、多くの人が葬儀に求めるであろう物品やサービスが含まれていない、本当に最低限の内容である可能性が高いです。

つまり、サイトに表示されている「最安価格」は、あくまで「この金額からプランの提案が始まる可能性がある」という出発点に過ぎず、実際にその金額だけで葬儀を終えられるケースは稀だと考えた方が良いでしょう。

【重要】実際の費用は紹介先の葬儀社次第!プラン例と価格帯

では、実際の費用はどう決まるのでしょうか? ここが最も重要なポイントです。

安心葬儀自体が、個々の葬儀プランの価格を設定しているわけではありません。 最終的な葬儀費用は、安心葬儀から紹介された個々の葬儀社が、提供するプラン内容に基づいて決定します。

新米くん
えっ、安心葬儀が決めてるんじゃないんですか? じゃあ、結局いくらかかるかは、紹介された葬儀社に直接聞かないと分からないんですね…。
小僧さん
その通りなんです! 安心葬儀はあくまで仲介役。費用は紹介先の葬儀社とプラン次第で大きく変わります。

安心葬儀のサイトでは、提携している葬儀社(特に「小さなお葬式」など)が提供するプランを参考例として紹介している場合があります。レポートに記載されている情報などを参考にすると、各葬儀形式の価格帯の目安は以下のようになります。

【参考】紹介される可能性のあるプラン例と価格帯

  • 火葬式:17.4万円~
  • 一日葬:32.8万円~
  • 家族葬:43.8万円~
  • 一般葬:65.8万円~

(注意!)

  • 上記はあくまで一例であり、実際の価格は紹介される葬儀社、プラン内容、地域、オプション等によって大きく変動します。
  • これらの価格にも、多くの場合「火葬料金」などの必須費用は含まれていません。

繰り返しになりますが、サイト上の価格は参考程度と考え、必ず紹介された葬儀社から正式な見積もりを取得し、その内容を詳細に確認することが不可欠です。

【最重要】見落とし厳禁!安心葬儀の料金で注意すべき「追加費用」のリアル

前のセクションで、安心葬儀のサイトに表示されている「最安価格」はあくまで出発点であり、実際の費用は紹介先の葬儀社が決める、とお伝えしました。

ここではさらに踏み込み、なぜ基本プラン料金だけでは済まないのか、そして具体的にどのような「追加費用」が発生しやすいのかを詳しく解説します。葬儀費用に関するトラブルの多くは、この「追加費用」の認識不足から発生するため、必ず内容を理解しておきましょう。

なぜ追加費用が発生しやすいのか?

葬儀社が提示する、特に「〇〇万円~」といった低価格を強調した基本プラン。これには、その葬儀形式を執り行う上で本当に「最低限必要」とされるサービスや物品しか含まれていないケースがほとんどです。

新米くん
やっぱり最低限なんですね…。じゃあ、普通にやろうとしたら、色々足さないといけないってことかぁ。

その理由は、ウェブサイトや広告で価格を魅力的に見せるため、また、変動要素が大きい費用や利用者の希望によって要否が変わるものを、あらかじめ基本プランから除外している傾向があるからです。

安心葬儀から紹介される葬儀社のプランも、同様の傾向があると考えておきましょう。

例えば…

  • 火葬料金: 地域や公営・民営で金額が大きく異なるため、プランに含めにくい。
  • 安置日数: 火葬場の予約状況次第で変動するため、最低限の日数(例: 2~3日分)しか含まれていないことが多い。
  • 宗教者への謝礼: 宗派や関係性で全く異なるため、通常は含まれない。

このように、「基本プラン料金」だけを見て「これで全部できる」と考えてしまうと、後から次々に追加費用が発生し、最終的な請求額に驚くことになりかねません。

要注意!発生しやすい追加費用リスト

では、具体的にどのような項目で追加費用が発生しやすいのでしょうか? 以下のリストは必ずチェックし、見積もりを確認する際に役立ててください。これらの費用は、安心葬儀プラットフォームではなく、実際に葬儀を施行する葬儀社から請求されるものです。

葬儀にかかる主な追加費用項目リスト

葬儀にかかる主な追加費用項目リスト

✅ 火葬料金

ほとんどの基本プランに含まれていない重要な費用項目です。

地域や火葬場(公営/民営)によって数万円~十数万円と大きく異なります
自治体住民か否かで料金が変わることもあります
✅ 安置日数の超過

プランに含まれる規定日数を超えた際に発生する費用です。

火葬場の混雑等で安置期間が延びることは珍しくありません
目安: 1日あたり5,000円~15,000円程度(施設により異なる)
✅ ドライアイス追加

安置日数が延びた場合、ご遺体の保全のために必要です。

目安: 1回(通常1日分)あたり数千円~1万円程度
✅ 長距離搬送

ご遺体の搬送距離がプラン規定を超えた場合の追加料金です。

例: 病院から安置場所まで50km以内の場合は基本料金に含まれる
それを超える場合は、距離に応じて追加料金が発生
✅ 宗教者への謝礼(お布施など)

僧侶による読経や戒名授与などを依頼する場合の費用です。

金額は非常に幅広く、数十万円単位になることもあります
菩提寺の有無や宗派、地域によって異なります
定額で僧侶を手配するオプションを用意している葬儀社もあります
✅ 飲食接待費用

通夜振る舞いや精進落としなどの料理・飲み物代です。

参列者の人数に応じて大きく変動します
目安: 1人あたり2,000円~5,000円程度
✅ 返礼品費

香典返しや会葬御礼品などの費用です。

参列者数や品物のグレードに比例します
目安: 1人あたり数百円~数千円程度
✅ 式場利用料(差額・超過分)

プランに含まれる式場利用料の上限を超えた場合の追加費用です。

特定の斎場(特に利便性の高い民営斎場など)を利用した場合に発生
公営斎場は比較的安価ですが、予約が取りにくいことも
✅ オプションサービス

基本プランに含まれないサービスを希望する場合は全て追加費用となります。

より豪華な祭壇や棺への変更
遺影写真の追加やサイズアップ
供花(きょうか・くげ)
湯灌(ゆかん:故人のお体を清める儀式)
特別な霊柩車の手配
追加スタッフの依頼
👉 葬儀費用を抑えるためのポイント

事前に葬儀社との打ち合わせで、基本プランに含まれる内容と追加費用が発生する項目を明確に確認しましょう。
複数の葬儀社から見積もりを取り、費用内訳を比較することで適正価格かどうか判断できます。
参列者の人数を適切に予測し、飲食費や返礼品の準備をすることで無駄な出費を抑えられます。

小僧さん
このリスト、本当に重要です!特に赤字にした火葬料、安置関連費用、お布施は金額が大きくなりやすいので要注意ですよ!

トラブル回避!見積もり提示額と最終支払額のギャップを防ぐには

「最初の見積もりは安かったのに、最終的な請求額が倍近くになった…」 このような葬儀費用に関するトラブルは後を絶ちません。その最大の原因は、見積もり内容の確認不足です。

安心葬儀から紹介された葬儀社と打ち合わせをする際は、以下の点を徹底的に確認し、「見積もり額」と「最終支払額」のギャップをなくす努力をしましょう。

トラブル回避!見積もり確認の鉄則

【トラブル回避】見積もり確認の鉄則

項目別の詳細な書面見積もりをもらう

「〇〇プラン一式」ではなく、何にいくらかかるのか、単価と数量が明記されているものを必ず要求しましょう。

詳細に確認: 「一式」という表記があったら、その内訳を必ず確認しましょう
「この項目の内訳を詳しく教えていただけますか?」
1
「含まれるもの」「含まれないもの」を確認

追加費用リストを参考に、「このプランに火葬料は含まれますか?」「安置は何日分までですか?」など、具体的に質問しましょう。

ポイント: 基本プランに含まれない費用を後から追加するよりも、最初から含めた見積もりを出してもらった方が比較しやすい
2
追加で発生する可能性のある費用を確認

「この見積もり以外に、追加で発生する可能性のある費用は一切ありませんか?」と念を押しましょう。曖昧な点を残さず、担当者に明言してもらうことが重要です。

「想定外の出費が発生する可能性はありますか?もしあれば教えてください」
3
変動する可能性がある費用の金額を確認

例:「もし安置が1日延びたら、追加料金はいくらですか?」「搬送距離が〇km増えた場合の追加料金は?」といった具体的な質問をしましょう。

重要: 変動しやすい費用は事前にシミュレーションしておくことで、予算の見通しが立てやすくなります
4
最終的な見積もりを必ず書面に反映してもらう

口頭での説明だけでなく、必ず最終的な見積もりを書面に反映してもらいましょう。言った言わないのトラブルを防ぐために重要です。

対応例: 「口頭で説明いただいた内容を書面にも記載していただけますか?」
記録の残し方: 打ち合わせ内容はメモを取り、できれば録音や議事録も残しておくと安心です
「この見積書に、先ほどご説明いただいた〇〇の件も含めて記載をお願いできますか?」
5
👉 見積もり確認のまとめ

葬儀は急な出費となることが多く、また故人への想いから「費用の話はしづらい」と感じる方も多いもの。
しかし、はっきりと確認することで後のトラブルを防ぎ、故人を送る大切な時間を余計な心配なく過ごすことができます。
複数の葬儀社から見積もりを取り、比較検討することも忘れずに行いましょう。

新米くん
うわー、聞くことがたくさんありますね…。でも、これをやらないと後で大変なことになるかもしれないんですね。
小僧さん
お気持ちはよく分かります。大変ですが、後悔しないためにはこの確認作業が本当に大切なんです。遠慮せずに、納得いくまで質問してください!

広告されているプラン料金は、あくまでも「スタートライン」です。様々な必須費用や希望するオプションを追加していくと、最終的な請求額は当初の想定よりも大幅に高くなる可能性がある、ということを肝に銘じておきましょう。

追加費用のリアルについて、ご理解いただけましたでしょうか。 次に、安心葬儀を実際に利用した人たちの「評判」や「口コミ」について、その実態と正しい見方を探っていきましょう。

はい、承知いたしました。 費用の次に気になるであろう「評判・口コミ」について、その実態と注意点を解説していきます。


【評判・口コミを調査】安心葬儀のリアルな声は?

サービスを選ぶ上で、実際に利用した人の「評判」や「口コミ」は非常に重要な情報源ですよね。 安心葬儀(ansinsougi.jp)には、どのような声が寄せられているのでしょうか? 良い点、気になる点を調査し、口コミを見るときの注意点も合わせて解説します。

良い評判・口コミで多い声

まず、安心葬儀の紹介サービスそのもの(プラットフォームの機能や対応)に関しては、肯定的な評判・口コミが多く見受けられるようです。

新米くん
おっ、良い口コミもちゃんとあるんですね!どんなところが評価されてるんですか?

特に、以下のような点が高く評価されている傾向があります。

安心葬儀への肯定的な声(例)

  • 迅速な対応:
    • 「深夜に電話したのに、すぐに対応してくれて本当に助かった」
    • 「急いでいる状況で、スピーディーに葬儀社を紹介してもらえた」
  • 利便性:
    • 「複数の葬儀社に自分で連絡する手間が省けて、時間と労力を節約できた」
    • 「土地勘のない場所だったが、地域の葬儀社を比較検討できて良かった」
  • 丁寧なサポート:
    • 「電話オペレーターの方がとても親身になって話を聞いてくれた」
    • 「落ち着いた口調で分かりやすく説明してくれて安心できた」
  • 営業姿勢:
    • 「しつこい営業電話などがなく、不快な思いをしなかった」
    • 「こちらのペースで検討を進めることができた」

このように、「いざという時に頼りになる迅速さ」「手間なく比較できる利便性」「丁寧なオペレーター対応」といった点が、多くの利用者にとってメリットと感じられているようです。

気になる評判・口コミで多い声

一方で、安心葬儀のサービス内容や仕組みに関して、改善を望む声や、少し気になる点として挙げられている評判もあります。

小僧さん
もちろん、良い点ばかりではありません。サービスの特性上、いくつか留意すべき点も指摘されていますね。

安心葬儀への気になる声(例)

  • 見積もり社数の制限:
    • 「一度に比較できるのが最大3社までなので、もう少し多くの選択肢と比較したかった」
    • 「希望条件に合うのが1社しか提示されなかった」
  • 間接的な紹介(二重仲介)の可能性:
    • 「希望地域に直接提携している葬儀社がなかったようで、さらに別の仲介サービス(例: 『小さなお葬式』)を紹介された。少しプロセスが複雑に感じた」
    • 「最初から『小さなお葬式』に頼めば良かったかもと思った」

これらの声は、安心葬儀の「最大3社まで」という比較の仕組みや、提携ネットワークの状況(地域や時期による偏りなど)に起因するものと考えられます。サービスを利用する上での制約や特性として、あらかじめ理解しておく必要があるでしょう。

口コミを見るときの最重要注意点:評価は誰に対して?(プラットフォーム or 施行会社)

さて、安心葬儀に関する評判・口コミを参考にする上で、絶対に忘れてはならない、最も重要な注意点があります。

それは、「その口コミは、一体”誰”に対する評価なのか?」を冷静に見極める必要がある、ということです。

新米くん
え? どういうことですか? 安心葬儀の口コミは、安心葬儀への評価じゃないんですか?
小僧さん
それが少し違うんです。思い出してください、安心葬儀は「仲介プラットフォーム」でしたよね?

【超重要!】口コミ評価の対象を見極める!

安心葬儀の口コミを読む際は、その内容が

  1. 安心葬儀プラットフォーム自体(電話対応、紹介プロセス、サイトの使いやすさ等)
  2. 実際に葬儀を行った「紹介先の葬儀社」(当日の対応、見積もり内容、祭壇の質、追加料金等)

のどちらに対する評価なのかを区別する必要があります。

なぜなら、最終的な葬儀の満足度は、安心葬儀の紹介がどれだけ良くても、実際に施行を担当した「紹介先の葬儀会社」の質に大きく左右されるからです。

例えば…

  • 「電話対応が親切で、すぐに良い葬儀社を紹介してくれた!」 → これは主に安心葬儀プラットフォームへの高評価です。
  • 「紹介された葬儀社に頼んだら、見積もりにない高額な追加費用を請求された!」 → これは紹介先の施行葬儀社に対する不満・低評価である可能性が極めて高いです。

しかし、ネット上の口コミでは、これらが混同されて「安心葬儀の評判」として一括りに語られてしまうことが少なくありません。

新米くん
なるほど! 「安心葬儀は対応が悪い」って口コミを見ても、それは紹介された葬儀社が悪かっただけかもしれないってことか!
小僧さん
その可能性は十分にあります。逆もまた然りです。口コミを読むときは、具体的にどの段階の、誰の、どんな対応について書かれているのかを注意深く読み解くことが、情報を正しく理解する鍵になりますよ。

単純な星の数や「良かった」「悪かった」という感想だけでなく、具体的な内容に注目し、評価の対象を意識しながら口コミ情報を参考にすることが非常に重要です。

安心葬儀と他の主要サービスを比較【結局どれがいい?】

「安心葬儀以外にも、似たようなサービスがあるみたいだけど、何が違うの?」 そう思われる方もいらっしゃるでしょう。オンラインで葬儀社を探せるサービスはいくつか存在し、それぞれ特徴が異なります。

ここでは、主要な競合サービスと安心葬儀を比較し、サービス選びの参考にしていただけるよう解説します。

いい葬儀との違い(紹介・比較型)

「いい葬儀」(運営: 株式会社鎌倉新書)は、安心葬儀と非常によく似たビジネスモデルを持つ代表的なサービスです。

小僧さん
「いい葬儀」さんも、安心葬儀と同じく、利用者に合った葬儀社を紹介・比較するプラットフォームですね。運営会社さんも上場企業です。

共通点:

  • ビジネスモデル: 葬儀社紹介・比較型プラットフォーム
  • 運営会社の信頼性: 共に上場企業が運営
  • 提供価値: 広範な葬儀社情報へのアクセス、比較検討の促進

違い(可能性):

  • ウェブサイトの情報量: 「いい葬儀」は情報が非常に詳細ですが、やや複雑に感じるという声も。安心葬儀は比較的シンプルな構成かもしれません。
  • 提携葬儀社のネットワーク: 実際の提携数や、得意な地域・葬儀形式に違いがある可能性があります(※公開情報だけでは詳細比較は困難)。
  • サイトの使い勝手やサポートの雰囲気: デザインやオペレーターの対応などに細かな違いがあるかもしれません。

安心葬儀は、「いい葬儀」と並ぶ「紹介・比較型」の主要プレイヤーの一つと言えます。どちらを選ぶかは、サイトの使いやすさや情報の見せ方、オペレーターとの相性などで判断することになるかもしれません。

小さなお葬式・よりそうお葬式との違い(定額プラン仲介型)

「小さなお葬式」(運営: 株式会社ユニクエスト)や「よりそうお葬式」(運営: 株式会社よりそう)は、安心葬儀とはビジネスモデルが大きく異なります

新米くん
へぇー!「小さなお葬式」とか、よく聞く名前だけど、安心葬儀とは違うんですね!

これらのサービスは、自社で企画した規格化された「定額プラン」(例: 火葬式〇〇円、家族葬〇〇万円など)を全国一律(または地域別の段階的価格)で提供し、実際の葬儀施行は提携している地域の葬儀社に委託する「定額プラン仲介型」と呼ばれるモデルです。

【重要】モデルの違い

小さなお葬式/よりそう(定額プラン仲介型): 自社で決めたパッケージプランを提供する。価格が明瞭で分かりやすいのが特徴。

安心葬儀(紹介・比較型): あなたの希望を聞き、それに合う既存の葬儀社とそのプランを紹介・比較する。価格は紹介先次第

小僧さん
価格の分かりやすさを最重視するなら定額プラン型、地域の様々な葬儀社から選びたいなら紹介・比較型、という棲み分けができますね。

ちなみに、レポートにもあったように、安心葬儀が提携パートナーとして「小さなお葬式」のプランを紹介するケースもあるようです。

イオンのお葬式との違い(定額プラン+ブランド力)

「イオンのお葬式」(運営: イオンライフ株式会社)も、基本的には「小さなお葬式」などと同様の「定額プラン仲介型」モデルです。

ただし、大手流通グループである「イオン」が運営しているというブランド力と信頼性が大きな特徴となります。

  • イオン独自の品質基準を設けて提携葬儀社を管理している点をアピール
  • 支払い時にWAON POINTが付与されるなどのイオンならではの特典

ビジネスモデルとしては定額プラン仲介型ですが、運営母体の違い(イオン:流通大手 vs 安心葬儀:医療介護系情報サービス)と、それによるブランドイメージや付帯サービスが異なります。

安心葬儀の位置づけと選び方のポイント

ここまで見てきたように、オンライン葬儀サービス市場には、大きく分けて2つのタイプがあります。

葬儀手配サービスの比較

葬儀手配サービスの比較

紹介・比較型プラットフォーム
既存の葬儀社から最適な選択肢を提案
特徴

既存の葬儀社の中から、利用者の希望に合う選択肢を提示し、比較を促すサービスです。地域ごとの特色ある葬儀社を知る機会にもなります。

代表的なサービス例
  • 安心葬儀 – 全国対応の葬儀社紹介サービス
  • いい葬儀 – 葬儀社の比較・見積もり取得サービス
メリット
  • 地域の多様な葬儀社を知る機会が得られる
  • 複数社を比較することによる納得感がある
  • 地域特有の風習や慣習に対応した葬儀社を選べる
  • 自分のニーズに合った葬儀社を選択できる自由度がある
デメリット
  • 価格の標準化は限定的となる場合がある
  • 紹介先の葬儀社の質にばらつきの可能性がある
  • 複数社を比較する手間と時間がかかる
  • 選択肢が多すぎて判断に迷うことがある
定額プラン仲介型サービス
規格化された明確なプランを提供
特徴

自社ブランドの規格化されたパッケージプランを提供するサービスです。価格体系が明瞭で手続きもシンプルに行えます。

代表的なサービス例
  • 小さなお葬式 – シンプルで低価格な定額プラン
  • よりそうお葬式 – 明確な料金体系のパッケージ
  • イオンのお葬式 – 大手小売企業が提供する葬儀サービス
メリット
  • 価格体系が明瞭で分かりやすい
  • 手続きがシンプルで手間が少ない
  • サービス内容が標準化されている安心感
  • 複数社を比較検討する時間を省ける
デメリット
  • プランの自由度・カスタマイズ性は低い場合がある
  • 地域ごとの細かな特色は反映されにくい
  • 実際に対応する葬儀社の質に差がある可能性
  • 特別な要望に対応しきれないことがある
👉 葬儀サービス選びのポイント

葬儀サービスを選ぶ際は、価格だけでなくサービス内容の詳細や地域特性などを総合的に検討することが大切です。
紹介・比較型は多様な選択肢から自分に合ったものを選べる一方、定額プラン型はシンプルで分かりやすいという特徴があります。
急な対応が必要な場合でも、複数の選択肢を検討し、事前に費用やサービス内容を確認することをおすすめします。

安心葬儀は、①の「紹介・比較型」に分類されます。

どちらのタイプを選ぶべきか?(あなたのニーズ次第!)

紹介・比較型
(安心葬儀、いい葬儀など)
このような方に向いています
  • とにかく費用を比較検討したい方。複数の葬儀社から見積もりを取り、価格の透明性を求める方。
  • 地域の葬儀社を色々見てみたい方。地元の実績ある葬儀社から選びたい方。
  • 特定の形式にこだわらず相談したい方。自分の希望に合った葬儀の形を探している方。
  • 様々な選択肢の中から、自分のニーズや予算に最も合った葬儀社を見つけたい方。
おすすめサービス例
地域の葬儀社を複数比較でき、自分のペースで選択肢を検討したい方に向いています。
安心葬儀
いい葬儀
葬儀レビ
葬儀比較ネット
定額プラン仲介型
(小さなお葬式、よりそう、イオンなど)
このような方に向いています
  • 料金は分かりやすい方がいい方。明確な価格設定と内容を重視する方。
  • 複雑なことは避けたい方。葬儀の手続きをできるだけシンプルに済ませたい方。
  • パッケージ化されたプランで十分という方。標準的な内容で問題ない方。
  • 葬儀社を比較するより、手続きの簡易さや安心感を優先したい方。
おすすめサービス例
シンプルさと分かりやすい料金体系を重視し、選択肢の多さよりも手続きの簡便さを求める方に向いています。
小さなお葬式
よりそうお葬式
イオンのお葬式
葬儀屋さん
👉 選び方のヒント

どちらのタイプも一長一短があります。ご自身の状況や優先事項を考えて選ぶことが大切です。
時間的な余裕があれば、両方のタイプから1社ずつ話を聞いてみると、違いが分かりやすくなるでしょう。
いずれの場合も、最終的な見積もりの内容と追加費用について十分に確認することがトラブル回避のポイントです。

どちらのモデルが良い・悪いということではなく、あなたの状況や何を最も重視するかによって、最適なサービスは異なります。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

【メリット・デメリット】安心葬儀を使うべきか判断する

ここまで、安心葬儀(ansinsougi.jp)のサービス内容、料金、評判、他のサービスとの比較などを見てきました。 これらの情報を踏まえ、安心葬儀を利用することの「メリット」と、知っておくべき「デメリット・注意点」を整理してみましょう。これを元に、あなたが安心葬儀を利用すべきかどうかを判断する材料にしてください。

安心葬儀を利用するメリットまとめ

安心葬儀を利用する主なメリット

利便性と迅速性
  • 24時間365日いつでも無料相談が可能。深夜・早朝の緊急時にも対応。

  • 複数の葬儀社への見積もり依頼の手間と時間を大幅に削減できる。

広範な比較対象
  • 日本全国の多数の提携葬儀社情報にアクセスでき、選択肢を知るきっかけになる。

  • 自分で探すだけでは見つけられなかった地域の優良葬儀社に出会える可能性がある。

潜在的な費用抑制効果
  • 複数の見積もりを比較検討することで、より競争力のある価格提示を引き出せる可能性がある。

※ただし、必ずしも最安値が見つかる保証はありません

運営会社の信頼性
  • 東証プライム上場の「株式会社エス・エム・エス」が運営しており、一定の信頼性が期待できる

無料利用
  • 葬儀社の紹介サービス自体は無料で利用できる。

サポート体制
  • 利用者の評判によれば、オペレーターの丁寧で親身な対応が期待できる。

インセンティブ(特典)
  • 条件を満たせば最大1万円分のAmazonギフトカードが進呈される可能性がある。

※ただし、期間限定や条件付きの場合が多いので、必ず最新情報の確認が必要です

メリットを最大化するためのポイント

安心葬儀は「葬儀社選びのプラットフォーム」としての側面を理解して利用すると、そのメリットを最大限に活かせます。
無料で複数社の見積もりを比較できる便利さがある一方で、最終的に発生する費用や実際の葬儀の質は紹介される葬儀社によって決まります。
紹介を受けた後も、主体的に質問・確認を行い、納得のいく葬儀社選びをすることが大切です。

安心葬儀を利用することには、特に葬儀社探しに不慣れな方や、比較検討の手間を省きたい方にとって、多くのメリットがあります。

小僧さん
特に「比較の手間が省ける」「いつでも相談できる」という点は、時間的・精神的に余裕がない場合に大きな助けになりますね。

安心葬儀を利用するデメリット・注意点まとめ

多くのメリットがある一方で、安心葬儀を利用する際には、その仕組みに由来するデメリットや注意点も必ず理解しておく必要があります。

安心葬儀を利用する主なデメリット・注意点

  • ⚠️ 間接的なサービスであること:
    • 安心葬儀はあくまで仲介役。最終的な契約や葬儀の施行は、紹介された葬儀社と直接行う必要があり、その際のコミュニケーションが重要になる。
  • ⚠️ 紹介先の品質にばらつきの可能性:
    • 紹介される葬儀社によって、サービスの質、価格の透明性、スタッフの対応などに差が出る可能性がある。最終的な満足度は「紹介先次第」となる。
  • ⚠️ 見積もり社数の制限:
    • 一度の依頼で比較検討できるのは最大で3社まで。もっと多くの選択肢を比較したい場合には物足りなさを感じる可能性がある。
  • ⚠️ プロセスの複雑化の可能性:
    • 地域や条件によっては、さらに別の仲介業者(例:「小さなお葬式」)が紹介される「二重仲介」の状態になることがあり、プロセスが分かりにくくなる場合がある。
  • ⚠️ 価格保証の不在と追加費用リスク:
    • サイト上の「最安価格」は目安に過ぎず、保証されるものではない
    • 基本プランには火葬料などの必須費用が含まれていないことが多く、追加費用が発生する可能性が高いことを十分に認識しておく必要がある。
  • ⚠️ 希望条件とのミスマッチ:
    • 希望する地域や葬儀形式によっては、安心葬儀の提携ネットワーク内に適切な葬儀社が見つからず、紹介を受けられない可能性もある。
  • ⚠️ 名称の混同リスク:
    • よく似た名前の無関係な地域の葬儀社と混同しないよう注意が必要(問い合わせ先は「ansinsougi.jp」運営元か確認)。
新米くん
うーん、メリットも多いけど、やっぱり注意しないといけない点も結構ありますね…。特に紹介先の質が分からないのはちょっと不安かも。
小僧さん
おっしゃる通りです。だからこそ、後のセクションで解説する「安全な利用のための注意点」が重要になってくるんです。

安心葬儀を利用する際の中心的なポイントは、「利便性や比較の容易さ」というメリットと、「紹介モデル固有の可変性(紹介先による質の差)や間接性」というデメリット・注意点とのバランスをどう考えるか、という点にあります。

プラットフォームは葬儀社探しの初期段階を効率化してくれますが、その後のプロセスにおいては、利用者自身が注意深く情報を吟味し、行動することが求められるのです。

結論:安心葬儀はどんな人におすすめ?【向いている人・いない人】

ここまで安心葬儀(ansinsougi.jp)の様々な側面を見てきました。 では、結局のところ、このサービスはどのような人に特に向いているのでしょうか? また、あまりおすすめできないケースはあるのでしょうか?

安心葬儀が特におすすめな人

これまでのメリットやサービス特性を考慮すると、安心葬儀は特に以下のような状況やニーズを持つ方にとって、有力な選択肢の一つになると考えられます。

安心葬儀の利用が特に向いている可能性のある方

  • ✅ 比較検討を効率的に行いたい人:
    • 複数の葬儀社を比較したいけれど、一社一社に自分で連絡を取る時間や手間をかけたくない、面倒だと感じる方。
  • ✅ 費用をできるだけ抑えたいと考えている人:
    • 葬儀費用に不安があり、比較を通じて少しでも費用を抑えたい、あるいは適正価格を知りたいと考えている方。
  • ✅ 緊急で葬儀社を探す必要がある人:
    • 突然の不幸に見舞われ、すぐに相談できる窓口(24時間対応)や、迅速に複数の葬儀社候補を提示してほしいと望んでいる方。
  • ✅ 地域の葬儀社に詳しくない人:
    • 転居したばかりの地域や、土地勘のない場所で葬儀を手配する必要があり、どの葬儀社が信頼できるか見当がつかない方。
  • ✅ オンラインでの情報収集・比較に慣れている人:
    • インターネットを使ってサービスを探したり、情報を比較したりすることに抵抗がない方。仲介プラットフォームの利用経験がある、または抵抗がない方。
  • ✅ 特定の葬儀社に強いこだわりがない人:
    • 「絶対にこの葬儀社でなければダメ」という希望がなく、複数の選択肢の中から条件に合うところを選びたいと考えている方。
小僧さん
時間に追われている状況や、比較の手間を省きたいというニーズには、特にマッチしやすいサービスと言えそうですね。

安心葬儀以外の選択肢を検討した方が良い可能性のある人

一方で、以下のような考えをお持ちの場合や状況によっては、安心葬儀を利用するのではなく、他の方法(例: 地域の葬儀社に直接相談する、他のタイプの葬儀サービスを検討するなど)を選択した方が、より満足のいく結果に繋がる可能性もあります。

安心葬儀があまり向かない可能性のある方

⚠️最初から特定の葬儀社と直接相談したい人

仲介を挟まず、担当者との直接的なコミュニケーションや信頼関係構築を重視する方。

葬儀の担当者とじっくり顔を合わせて相談したい。仲介サービスを通すと直接のやり取りが減ってしまう
地域の葬儀社に直接問い合わせる方が適しているかも
⚠️利用したい地元の葬儀社が決まっている人

ご贔屓の葬儀社や、以前利用して満足した葬儀社など、依頼先が明確に決まっている方。

祖父の葬儀でお世話になった葬儀社があり、そこに依頼したい。比較する必要がない
信頼できる葬儀社に直接依頼する方がスムーズ
⚠️紹介葬儀社の品質にばらつきを懸念する人

どの葬儀社が紹介されるか分からない点に強い不安を感じ、均一なサービス品質を最優先したい方。

紹介される葬儀社がどんなところか分からないのが不安。同じ基準でのサービスを受けたい
大手葬儀社や定額パッケージプランが向いているかも
⚠️高度にカスタマイズされた葬儀を希望する人

特定の宗教儀礼への深い知識が必要な場合や、特別な演出など、専門性の高い特定の葬儀社との直接相談が不可欠な場合。

かなり特殊な宗派の儀式や、オリジナリティの高い特別な葬儀を実現したい
専門分野に特化した葬儀社に直接相談するのがベスト
⚠️比較検討はしたいが、最大3社では不十分だと感じる人

もっと多くの選択肢(例えば5社以上など)を、自分のペースで徹底的に比較検討したいと考えている方。

3社だけではなく、もっと多くの葬儀社から選びたい。時間をかけて細かく比較検討したい
自分で複数の葬儀社に連絡して徹底比較する方法がおすすめ
インターネットで地域の葬儀社をリストアップして比較する
👉 葬儀社選びのアドバイス

葬儀社の選び方は一人ひとりの状況や優先事項によって異なります。
ご自身のニーズを明確にし、それに最も適した方法で葬儀社を探すことが大切です。
時間的余裕がある場合は複数の手段を組み合わせることで、より満足のいく選択ができるでしょう。

新米くん
なるほど…。もうお付き合いのある葬儀社さんがいる場合とか、すごくこだわりのある葬儀がしたい場合は、直接相談した方が良さそうですね。

安心葬儀は、利便性や比較の手軽さを求める現代のニーズに応える有効なツールですが、ご覧いただいたように、すべての人にとって万能な解決策というわけではありません。

ご自身の状況や、葬儀に対して何を最も重視するのか(費用、利便性、信頼関係、カスタマイズ性など)をよく考え、安心葬儀が本当に自分に合っているのかどうかを判断することが大切です。

【後悔しないために】安心葬儀を安全・賢く利用する7つの最終チェックリスト

安心葬儀(ansinsougi.jp)は、使い方によっては非常に便利なサービスです。しかし、その特性を理解せずに利用すると、思わぬトラブルや後悔に繋がる可能性もゼロではありません。

そこで、安心葬儀を安全かつ賢く利用するために、必ず押さえておきたい7つの最終チェックポイントをまとめました。実際に利用する際には、このリストをぜひ活用してください。

 【安心葬儀 利用前の最終確認】7つのチェックリスト

  1. ✅ 紹介された葬儀社の情報を必ず自分で再確認する
    • なぜ?: 安心葬儀の評価と、紹介先の葬儀社の実際の評判やサービス内容は異なる場合があります。最終的に契約するのはその葬儀社です。
    • どうする?: 紹介された葬儀社の公式サイトをチェックする。Googleマップのレビューなど、第三者の口コミサイトで評判を確認する。地域での実績なども可能な範囲で調べてみましょう。安心葬儀からの情報だけに頼らない姿勢が大切です。
  2. ✅ 詳細な項目別見積もりを必ず”書面”でもらう
    • なぜ?: 「〇〇プラン一式 ~円」といった大雑把な見積もりでは、何が含まれていて何が含まれていないのか不明確です。これが追加費用トラブルの元になります。
    • どうする?: 必ず、品目ごとに単価と数量、金額が明記された詳細な見積書を提出してもらいましょう。口頭での説明だけでなく、書面で残すことが重要です。
  3. ✅ 「含まれるもの・含まれないもの」をしつこく確認する
    • なぜ?: 特に「基本プラン料金」に含まれていないことが多い項目(火葬料、規定日数以上の安置料、ドライアイス代、規定距離以上の搬送料、宗教者費用、飲食費、返礼品費など)を確認しないと、後で想定外の請求が発生します。
    • どうする?: 前述の「追加費用リスト」を手に、見積書を見ながら「これはプランに含まれていますか?」「含まれていない場合、いくらですか?」「安置は何日分までがプラン内ですか?」など、一つ一つ具体的に質問し、疑問点を解消しましょう。
  4. ✅ 安心葬儀と”施行葬儀社”の役割の違いを理解しておく
    • なぜ?: 安心葬儀はあくまで紹介・仲介役であり、実際の葬儀施行に関する責任や、当日の運営、最終的な請求を行うのは紹介先の葬儀社です。この役割分担を理解していないと、問題発生時に誰に相談・要望すべきか混乱します。
    • どうする?: 葬儀の準備や施行中に何か疑問や要望が出た場合は、まず紹介先の葬儀社の担当者に直接伝えるようにしましょう。
  5. ✅ 問い合わせ先が「ansinsougi.jp」か確認する(同名他社と混同しない)
    • なぜ?: 「安心葬儀」という名前や類似の名称を持つ、無関係な地域の葬儀社が存在します。間違った先に連絡しないためです。
    • どうする?: ウェブサイトを閲覧する際はURLが「ansinsougi.jp」であることを確認する。運営会社が「株式会社エス・エム・エス」であることを意識する。
  6. ✅ 契約・最終決定は焦らず慎重に行う
    • なぜ?: 大切な方を亡くされた直後は、精神的に動揺し、冷静な判断が難しい場合があります。また、一度契約を結ぶとキャンセルや変更が難しくなることもあります。
    • どうする?: 特に時間に少しでも余裕がある場合は、提示された見積もりやプラン内容を即決せず、一晩置くなどして冷静に検討する時間を取りましょう。可能であれば、家族など信頼できる第三者と一緒に打ち合わせに同席してもらうのも有効です。
  7. ✅ 不要と感じるオプションはきっぱり断る勇気を持つ
    • なぜ?: 葬儀社との打ち合わせでは、よりグレードの高い祭壇や棺、追加のサービスなどを勧められることがあります。すべてを受け入れる必要はありません。
    • どうする?: 事前に予算の上限や、「これだけは行いたい」という希望を明確にしておきましょう。もし予算を超えたり、不要だと感じたりするオプションを勧められた場合は、「今回は結構です」「予算内でお願いします」と明確に断る勇気を持ちましょう。
新米くん
具体的なチェックリストになってると、すごく分かりやすいです!これを打ち合わせ前に確認しておけば、かなり失敗を防げそうですね!
小僧さん
おっしゃる通りです!少し面倒に感じるかもしれませんが、これらの点を一つ一つ確認することが、後悔のない、納得のいくお見送りに繋がります。ぜひ、このチェックリストを活用してくださいね。

安心葬儀は便利なツールですが、「紹介してもらったら終わり」ではありません。むしろ、紹介された後からが、本当の意味での葬儀社選びのスタートとも言えます。これらの注意点を意識し、主体的に情報を確認し、交渉する姿勢を持つことが、安心葬儀を賢く利用する最大のコツです。

 まとめ:安心葬儀の特徴を理解し、賢く活用して納得のいくお見送りを

今回は、年間2.5万件以上の問い合わせがある(※2024年3月時点)「安心葬儀(ansinsougi.jp)」について、そのサービスの実態から料金体系の注意点、評判・口コミ、メリット・デメリット、そして安全な利用法まで、詳しく解説してきました。

この記事でお伝えしたかった最も重要なポイントを、最後にもう一度確認しましょう。

【最重要ポイント】安心葬儀を理解する5つの鍵

1 KEY

安心葬儀は葬儀社ではなく「紹介・比較サイト」である

安心葬儀は葬儀社そのものではなく、葬儀社を探して比較するための「紹介プラットフォーム」です。実際の葬儀運営や施設の提供は行っていません。

実際の施行は紹介先の葬儀社が行います。サービス品質は紹介される葬儀社によって異なる点を理解しておきましょう。
2 KEY

運営は東証プライム上場の(株)エス・エム・エス

安心葬儀は、医療・介護・福祉分野での情報インフラを提供する東証プライム上場企業の株式会社エス・エム・エスが運営しています。

一定の企業的信頼性は期待できます。上場企業であることから、情報開示や顧客対応に関する基本的な企業倫理は担保されていると考えられます。
3 KEY

メリットとデメリットを理解する

メリット:利便性の高さ、複数葬儀社の比較が手軽にできる、24時間いつでも相談可能
デメリット:紹介先葬儀社のサービス品質に左右される、追加費用が発生するリスク、比較できるのは最大3社まで

サービスの特性を理解することが重要です。便利さと引き換えに一部の制約やリスクがあることを認識し、自分のニーズに合っているか判断しましょう。
4 KEY

料金は「表示価格≠最終価格」。追加費用に要注意!

表示されているプラン料金は、あくまで基本料金です。実際には様々な追加費用が発生する可能性が高く、最終的な費用はこれよりも多くなることが一般的です。

火葬料、安置延長費用、お布施などは別途かかる可能性が高いです。必ず詳細な見積もりを確認し、「含まれるもの」と「含まれないもの」を明確にしましょう。
5 KEY

評判・口コミは「誰への評価か」を見極める

ネット上の評判や口コミを参考にする際は、それが「安心葬儀というプラットフォームへの評価」なのか、「紹介された個別の葬儀社への評価」なのかを見極めることが重要です。

プラットフォームへの評価か、紹介された葬儀社への評価かを区別しましょう。自分が住んでいる地域で実際に紹介された葬儀社の評判を確認することも大切です。
👉 安心葬儀サービス利用のポイント

安心葬儀は「葬儀社探しを手伝ってくれるサービス」という理解が大切です。
利便性や比較のしやすさというメリットがある一方、実際のサービス品質は紹介先の葬儀社によって決まります。
費用面については、見積もりの詳細を必ず確認し、追加費用の可能性も含めて検討しましょう。

安心葬儀は、使い方を理解し、注意点を押さえて利用すれば、時間がない方や比較検討したい方にとって非常に便利なツールとなり得ます

しかし、その一方で、「名前の安心感だけで安易に決める」「紹介された情報を鵜呑みにする」といった使い方をしてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクも潜んでいます。

小僧さん
大切なのは、安心葬儀を「万能の解決策」ではなく、あくまで「葬儀社選びの一つの手段」として捉えることですね。

あなたが次に取るべき行動

1
step

ご自身の状況と優先事項を再確認する

葬儀を検討するにあたり、あなたが最も重視するポイントを明確にしましょう。予算、サービス内容、対応の質など、何を優先すべきかを考えることが大切です。

ご自身に問いかける質問
  • 費用を最も重視するか? (予算の上限、コストパフォーマンス)
  • 利便性を最も重視するか? (手続きの簡易さ、時間の節約)
  • 地域の評判を重視するか? (地元での信頼性、実績)
  • 担当者との相性を重視するか? (人間関係、コミュニケーション)
2
step

複数の選択肢を比較検討する

安心葬儀が本当にあなたのニーズに合ったサービスなのかを見極めるために、他の選択肢と比較検討しましょう。それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な選択をすることが重要です。

比較すべき選択肢
  • 安心葬儀のような紹介・比較プラットフォーム
  • 小さなお葬式などの定額パッケージプランサービス
  • 地元の葬儀社に直接相談・依頼する方法
  • 自分で複数の葬儀社から見積もりを取得して比較する方法
3
step

7つの最終チェックリストを実践する

安心葬儀の利用を決めた場合は、この記事で紹介した「7つの最終チェックリスト」を必ず実践し、主体的に情報を確認・判断しましょう。これにより、後々のトラブルや予想外の出費を防ぐことができます。

最終チェックリストのポイント
  • 詳細な項目別見積もりの取得と内容確認
  • 基本プランに含まれるもの・含まれないものの明確化
  • 追加費用が発生する可能性のある項目の事前確認
  • 紹介される葬儀社の具体的な情報と評判の調査
  • 口頭での説明だけでなく、書面での確認を徹底する
👉 より良い葬儀のために

葬儀はご家族の大切な見送りの場であると同時に、一度きりの重要な行事です。
事前の情報収集と比較検討を丁寧に行うことで、後悔のない選択ができます。
状況に応じて柔軟に対応し、ご家族やご自身にとって最適な選択をしましょう。

もし、安心葬儀についてさらに詳しく知りたい、あるいは相談してみたいと感じたら、まずは公式サイトで最新の情報を確認したり、無料相談を利用してオペレーターに直接質問してみるのも良いでしょう。

新米くん
なるほど!この記事を読んで、安心葬儀のことをよく理解できました。ちゃんと注意点も分かった上で、利用するかどうか考えられそうです!
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